3rd-Party.jp について
記憶壁紙をだれがどのように作っているか、まとめました。
記憶壁紙は、国立国会図書館が公開している明治・大正の古写真や、江戸・明治の錦絵(多色刷りの浮世絵)を、スマホやパソコンの壁紙に仕立てるサービスです。2026年に始めた、3rd-Party.jp のプロジェクトの第一弾です。
3rd-Party.jp とは
ネットには、公共の情報や資料がたくさん眠っています。3rd-Party.jp は、それを見つけやすく、分かりやすく、ふだん使いしやすい形に整えるプロジェクトです。
公開されていることと、自由に使えることは別。そのちがいを、根拠と出典で示します。記憶壁紙でも、どの作品のページにも、出典と、著作権の保護期間が終わっていること(パブリックドメイン)を載せています。
作っている人
なかむー
Designer/Director/Marketing Ops
なかむー(ペンネーム)が、個人で運営しています。ふだんは Designer、Director、Marketing Ops として働いています。
古い写真や錦絵には、いまの街のかつての姿や、昔の人の暮らしが残っています。資料のまま眠らせておくのは、もったいない。毎日目にする画面で、気軽に楽しんでもらえたらと思って作りました。
写真と錦絵の選び方
- 国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されている資料のうち、著作権の保護期間が終わったもの(パブリックドメイン)だけを使います。
- 写真帖や錦絵を1点ずつ見て、壁紙にしたときに見ごたえがあるもの、傷みやぼけが少ないものを選んでいます。
- 元の画像に手を加えるのは、傾きと周りの余白を整えるところまで。写っているものを描き足したり、消したりはしません。壁紙にするときは、画面の大きさに合わせて切り抜き、題などの文字を添えます。
- 人物が中心の写真や、いまの感覚では載せてよいか迷う表現があるものは、運営者が1枚ずつ見て決めています。
どの作品のページにも、資料名と、国立国会図書館デジタルコレクションの元の資料へのリンクを載せています。
解説の書き方と確かめ方
- 解説のもとにするのは、題や撮影・出版の年、場所など、資料そのものに記されていることです。
- 年や名前の由来といった事実は、公的な機関の説明や事典で確かめます。確かめられなかったことは書かないようにしています。
- 書く係と、事実を確かめる係を分けています(どちらも AI です。くわしくは下の「AI をどこに使っているか」に)。食い違いが見つかれば書き直し、もう一度確かめます。
- 公開する前に、運営者がすべてに目を通します。
AI をどこに使っているか
記憶壁紙では、作業の多くに AI を使っています。写真の候補選び、解説の下書き、事実の確認、英語への翻訳、サイトのプログラム作りなどです。
- AI が下書きを書く
- 別の AI が事実を確かめる
- 運営者が目を通し、公開するかを決める
AI が書いたものは、別の AI が確かめたうえで、最後に運営者が目を通し、公開するかどうかを決めます。写真や錦絵そのものを AI で作ったり、中身を描き変えたりはしていません。
更新と訂正について
- 新しい作品は、確認が済んだものから少しずつ加えています。
- 公開したあとも解説を見直し、間違いが見つかれば直します。
- 間違いや気になる点があれば、お問い合わせフォームからお知らせください。