双筆五十三次 藤沢
白地に黒いぶちの大きな動物のかたわらで、照手姫(てるてひめ)が身をひねって歩み出します。上には、松並木の道が奥へまっすぐのびています。
この錦絵について
女の人の手の先から、綱か棒のような細い線が右へ渡っています。赤と茶の柄の着物を何枚も重ね、裾を大きくひるがえしています。動物のさらに右には、茶色の房のようなものが広がります。
照手姫の名は、ボストン美術館の記録の題にも、藤沢市の浮世絵の紹介にも出てきます。江戸時代の藤沢宿では、遊行寺(ゆぎょうじ)へのお参りとあわせて、この寺ゆかりの「小栗判官照手姫」の旧跡が、いちばんの見どころでした。
松の幹のあいだ、黄色い道のずっと奥に目をやると、豆粒ほどの人影が2つ3つ並んでいます。その向こうには、白っぽい家並みか林がかすんでいます。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『双筆五十三次 藤沢』(安政元年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 制作時期
- 現在から172年以上前
- 掲載日
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