肥前五嶋鯨漁の図
この錦絵について
長崎県の五島列島での鯨漁を描いた錦絵です。二代目の歌川広重が全国の名所を描いた揃物(そろいもの、シリーズ)「諸国名所百景」の一枚で、揃物は安政6年(1859年)から魚屋栄吉(魚栄)が出しました。この一枚の年は資料にありませんが、同じ図は安政6年の作と紹介されています。
五島列島では、江戸時代に鯨漁が盛んになりました。中通島(なかどおりじま)の有川(ありかわ)では、紀州湯浅(いまの和歌山県)から来た人たちが、地元の人と一緒に湾に回ってくる鯨を突いてとったのが始まりと伝えられます。有川村の名主、江口甚右衛門(えぐち じんえもん)は鯨組をおこし、地元の人を雇って捕鯨を広めました。
新上五島町の有川には、鯨の見張り場だった鯨見山(くじらみやま)に鯨の供養碑が残り、海童神社(かいどうじんじゃ)にはナガスクジラのあごの骨でつくった鳥居が立っています。町の鯨賓館ミュージアムでは、捕鯨の歴史を紹介しています。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『諸国名所百景 肥前五嶋鯨漁の図』
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
国立国会図書館デジタルコレクションで見る
電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 制作時期
- 現在から130年以上前(江戸〜明治ごろ)
- 掲載日
- 更新日
この場所をもっと知る
いまの五島列島を地図で
押すと Google マップを読み込みます。 Google マップで開く