吉野六田渡
この錦絵について
奈良県の吉野川(よしのがわ)にあった「六田(むだ)の渡し」を描いた木版画です。洋画家の中沢弘光が各地の景色を描き、大正11年(1922年)に金尾文淵堂から出た『日本大観』の一枚です。洋画家の絵を、彫師と摺師が木版に仕立てたものです。
六田の渡しは、吉野川の北岸と、吉野山のふもとの南岸の六田を結んでいた渡しで、平安時代に聖宝(しょうぼう、理源大師)が開いたと伝えられます。「柳の渡し」とも呼ばれ、大峯(おおみね)の山々をめぐる修行の出発と結びの地でもありました。『万葉集』にも六田の川の流れが詠まれ、江戸時代には吉野詣での人々が多く渡りました。
吉野川には大正8年(1919年)に木の美吉野橋(みよしのばし)が架けられ、昭和11年(1936年)ごろにいまの鉄の橋に架け替えられました。渡しがいつまで使われたかは、資料によって分かれています。川の南の吉野山は国の史跡・名勝で、平成16年(2004年)には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして世界遺産に登録されました。
出典入りで
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錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『日本大観』(大正11年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
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電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 制作時期
- 現在から104年以上前
- 掲載日
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