瀬田の橋 石山寺
この錦絵について
滋賀県大津市の瀬田の唐橋(せたのからはし)と、石山寺(いしやまでら)を描いた絵です。初代の歌川広重が絵を描いた絵本『東海道風景図会(とうかいどうふうけいずえ)』の後編に収められた一枚です。資料に年はありませんが、この本は嘉永4年(1851年)に出たとされます。一枚刷りの錦絵ではなく、墨や青、緑の淡い色で摺った綴じ本の挿絵で、この本では、宿場の名や名所の短い説明に、古い和歌や発句が添えられています。このサイトでは、錦絵の仲間として錦絵ギャラリーに収めています。
瀬田の唐橋は、琵琶湖から流れ出る瀬田川に架かる橋で、『日本書紀』にも出てきます。京へ通じる交通と戦いの要所で、「唐橋を制する者は天下を制す」とまでいわれました。川を少し下った所にある石山寺は、天平19年(747年)に良弁(ろうべん)が開いたと伝えられ、紫式部がここで『源氏物語』を書きはじめたという話でも知られます。
いまの唐橋は昭和54年(1979年)に架けられたもので、ゆるやかな反りと擬宝珠(ぎぼし)が昔の姿を伝えています。石山寺の本堂と多宝塔は国宝です。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『東海道風景図会 2編.[2]』
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
国立国会図書館デジタルコレクションで見る
電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 制作時期
- 現在から130年以上前(江戸〜明治ごろ)
- 掲載日
この場所をもっと知る
いまの石山寺を地図で
押すと Google マップを読み込みます。 Google マップで開く