西郷銅像
この写真について
東京都台東区の上野公園に立つ、西郷隆盛(さいごう たかもり)の銅像を写した写真です。明治42年(1909年)に出た『最新東京名所写真帖』に収められています。本の年から、像ができて10年あまりのころの姿と考えられます。
西郷は明治10年(1877年)、西南戦争で政府軍と戦って亡くなり、賊軍の将として官位を取り上げられていました。明治22年(1889年)、大日本帝国憲法が発布されたときの大赦(たいしゃ)で罪が許されたのをきっかけに、薩摩出身の吉井友実(よしい ともざね)らが像を建てようと呼びかけました。宮内省からの下賜金と、全国2万5千人あまりの寄付をもとに造られ、明治31年(1898年)12月18日に除幕されています。像は高村光雲(たかむら こううん)、犬は後藤貞行(ごとう さだゆき)が手がけました。
除幕式に招かれた西郷の妻・糸子(いとこ)は、着物姿で犬を連れた像を見て、「うちの人はこんなお人ではなかった」という意味の薩摩の言葉をもらし、そばにいた西郷の弟・従道(つぐみち)にたしなめられたと伝わります。
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- 資料名
- 『最新東京名所写真帖』(明治42年3月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
国立国会図書館デジタルコレクションで見る
電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 撮影時期
- 現在から117年以上前
- 掲載日
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