隅田堤桜花
桜の花が白く煙るように頭上を埋め、黒い幹がそれを支えます。隅田川の堤には、明治になっても桜が植え続けられました。
この写真について
空を覆うほどに、桜の花が白く広がっています。その下では黒く太い幹が何本も斜めに伸び、足もとの茂みと道は暗く沈みます。右の中ほどだけが明るく開け、遠くに平らな景色がのぞきます。木の間には、人が何人か小さく立っています。
隅田川の堤のうち、木母寺から水戸徳川家の屋敷のあたりまでは、墨堤と呼ばれてきました。明治に入っても桜は植え続けられ、明治7年(1874年)には1000本が加わっています。明治13年(1880年)には水戸徳川家も屋敷の前に桜を植え、並木は枕橋まで届きました。
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写真には重ねません。
- 資料名
- 『東京名所写真帖』(明治35年12月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から124年以上前
- 掲載日
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