南禅寺
この写真について
高い木々が両側から枝をさしかけ、トンネルのようになった参道がまっすぐ奥へ続いています。突き当たりには門の屋根がのぞきます。明治42年(1909年)に出た『京都名勝帖』は、南禅寺(なんぜんじ)をこの静かな道の眺めで紹介しています。
南禅寺は正応4年(1291年)にはじまる禅寺で、京都と鎌倉の五山(ござん。禅寺の格付け)のさらに上に置かれた、格の高い寺です。境内の大きな三門(さんもん)は、寛永5年(1628年)に藤堂高虎(とうどう たかとら)が、大坂夏の陣で戦死した武士たちの冥福を祈って寄進しました。歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな」と言う門として知られますが、建ったのは五右衛門の死から30年以上あとのことです。
境内には、明治21年(1888年)に造られた琵琶湖疏水(そすい)のレンガの水路橋「水路閣」もあり、アーチの連なる姿がいまに残ります。
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- 資料名
- 『京都名勝帖』(明治42年10月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から117年以上前
- 掲載日
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