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はじめに
寺の古写真と絵を集めました。中心は明治の名所写真帖で、京都の寺が多く入っています。北は青森の恐山から、南は沖縄の観音堂まで並びます。大正・昭和初期の写真や、錦絵、大正の木版画も少しあります。
南大門の写真と大仏の版画
明治12年(1879年)ごろの写真帖に入った「和州奈良大佛南大門」は、東大寺の南大門です。門の左右には、運慶・快慶らがおよそ70日で造った金剛力士像が立ちます。同じ東大寺の大仏は、大正11年(1922年)の木版画「大仏」に描かれています。
光堂と、外から見た金色堂
「中尊寺金色堂一名光堂」は、内も外も金箔で覆われたお堂の写真。題のとおり「光堂」とも呼ばれてきました。明治40年(1907年)の「中尊寺金色堂外部」に写るのは、堂を風や雪から守っていた木造の覆堂(おおいどう)とみられます。
国立国会図書館の書誌と、一点ずつの解説をもとに書いています。掲載日