智恩院
この写真について
京都市東山区の知恩院(ちおんいん)で、御影堂(みえいどう)の前を行き交う人々を写した写真です。明治40年(1907年)の『京都名勝』に収められています。題は「智恩院」ですが、いまは「知恩院」と書きます。人々の中には、傘をさした人の姿も見えます。
知恩院は浄土宗の総本山で、宗祖の法然(ほうねん)ゆかりの地にあります。御影堂は寛永16年(1639年)に、三代将軍の徳川家光が建て直したお堂で、法然の御影(肖像)をまつっています。正面の軒下には、骨だけになった傘が置かれています。知恩院の七不思議の一つ「忘れ傘」です。名工の左甚五郎が魔よけに置いたとも、白い狐がお礼に置いたとも伝わります。傘は雨、つまり水につながるので、火事から寺を守るものとされています。
御影堂は平成14年(2002年)に国宝に指定されました。大修理を終えて、令和2年(2020年)に落慶法要が行われています。忘れ傘は、いまも軒下で見ることができます。
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- 資料名
- 『京都名勝』(明治40年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から119年以上前
- 掲載日
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