清水龍の手水鉢
この写真について
京都市東山区の清水寺(きよみずでら)で、龍の手水鉢を写した写真です。明治40年(1907年)の『京都名勝』に収められています。そばには、頭に柴をのせた女性が2人写っています。大原から薪や柴を頭にのせて町へ売りに来た、「大原女(おはらめ)」のような姿です。
手水鉢は、お参りの前に手や口を清める水をためた鉢です。いまの清水寺では、本堂の入口にあたる轟門(とどろきもん)の前に手水鉢があり、龍の口から水が注がれています。この手水鉢は「梟(ふくろう)の手水鉢」と呼ばれ、門の前の「轟橋」とともに、清水寺の七不思議として語られています。ただ、写真の手水鉢がこれと同じものかは、確かめられませんでした。
大原女は、中世から京の町で薪を売り歩いた女性たちです。明治のころを境に、かぶる手ぬぐいの色が藍から白に変わりました。戦後は薪を使う家が減って姿を消していきましたが、いまも春の「大原女まつり」や、秋の時代祭の行列で見ることができます。
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写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都名勝』(明治40年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から119年以上前
- 掲載日
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