亀井戸ノ藤
この写真について
亀戸(かめいど)の藤棚の下の女性たちを写した写真です。『日本風景風俗写真帖』(明治43年、1910年)に収められ、英語では「花盛りの藤」と説明されています。題には場所が書かれていませんが、藤の名所として知られた亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ)の藤と考えられます。
亀戸の名は、このあたりにあった「亀ヶ井」という井戸に由来するともいわれ、もとは題のとおり「亀井戸」と書きました。天神社の藤は江戸時代から名高く、亀戸の外からも花を見に人が訪れました。歌川広重は「名所江戸百景」の一枚「亀戸天神境内」に藤と太鼓橋を描き、葛飾北斎も「諸国名橋奇覧」でこの太鼓橋を描いています。
いまも境内には50株以上の藤があり、毎年4月の「藤まつり」には、太鼓橋の上から藤棚を見下ろす人でにぎわいます。まつりの間は、日が暮れてから明かりがともされる年もあります。
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- 資料名
- 『日本風景風俗写真帖』(明治43年11月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から116年以上前
- 掲載日
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