御室ノ櫻
この写真について
京都の仁和寺(にんなじ)で、花の咲いた桜の林と床几(しょうぎ、腰かけ台)を写した写真です。『京都名勝』(明治40年、1907年)に収められ、題は「京都御室ノ櫻」と刷られています。御室(おむろ)の桜、つまり仁和寺の「御室桜」のことです。
仁和寺は、仁和4年(888年)に宇多天皇が完成させた寺です。天皇は位を退いたあとに出家してこの寺に住み、そのため仁和寺は「御室御所(おむろごしょ)」と呼ばれました。御室桜は、中門の内側の西側に広がる桜の林です。江戸時代から庶民の桜として親しまれ、儒学者の貝原益軒は、吉野の桜にも負けないとたたえています。
御室桜は大正13年(1924年)に国の名勝に指定されました。遅く咲き、背の低いのが特徴で、花の時期の4月には「さくらまつり」が開かれます。仁和寺は平成6年(1994年)に「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されました。
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- 資料名
- 『京都名勝』(明治40年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から119年以上前
- 掲載日
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