太夫道中
この写真について
京都の島原(しまばら)で、太夫(たゆう)の道中を写した写真です。『京都名勝』(明治40年、1907年)に収められ、題は「京都嶋原太夫道中」と刷られています。道中とは、太夫が置屋から、客をもてなす揚屋(あげや)へ向かう道のりのことです。禿(かむろ)という少女を先に立て、高い下駄で「内八文字」という足運びをしながら、華やかな装いでゆっくりと進みました。
島原は、寛永18年(1641年)に六条三筋町からいまの場所へ移された花街です。太夫はその最高位の遊女で、舞や和楽器、茶の湯、書、香、生け花、和歌や俳句まで、幅広い芸事と教養を身につけていました。明治に入ると町はさびれましたが、太夫道中などの行事が島原を支えたといわれます。
揚屋へ向かう本来の道中は、いまはありません。それでも島原には今も太夫がいて、行事などで道中を再現しています。北区鷹峯(たかがみね)の常照寺では、毎年4月の第2日曜日に「吉野太夫花供養」が開かれ、島原の太夫が山門から本堂まで道中を見せます。
出典入りで
写真を保存する
写真の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都名勝』(明治40年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から119年以上前
- 掲載日
- 更新日
この場所をもっと知る
記憶壁紙でたどる
いまの京都を地図で
押すと Google マップを読み込みます。 Google マップで開く