圓山夜櫻
この写真について
夜の円山公園で、桜の下に集まる大勢の人を写した写真です。題の「圓山夜櫻」は、いまの字で書くと「円山夜桜」です。明治40年(1907年)に京都市参事会が出した『京都名所帖』に収められています。花見の夜のにぎわいが伝わってきます。
円山公園は明治19年(1886年)、京都で初めての公園として開かれました。あたりには貸席や料亭が並び、明治12年(1879年)には長崎出身の井上万吉が、京都で最初のホテルといわれる「也阿弥(やあみ)ホテル」を開きます。開いた当時は、外国人が泊まれる京都でただ一つの宿でした。ところが明治39年(1906年)4月に火事を出し、近くにあった五層の「円山温泉」の建物まで焼けてしまいます。写真帖が出る1年前のことで、ホテルはその後、店を閉じました。
いまの円山公園は、国の名勝に指定されています。公園のシンボルのしだれ桜には、毎年3月の終わりから4月のはじめにかけて、夜にライトアップが行われ、かがり火も焚かれます。
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写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都名所帖』(明治40年6月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から119年以上前
- 掲載日
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