北新地 銀杏席房龍
この写真について
黒っぽい地に、大きな草花の柄の着物。胸の下には細かな縞の布が斜めに掛かり、両手は小さなものを包むように体の前で重ねています。髪の片側には、垂れ飾りの付いた簪(かんざし)。写真の下の名は「北新地 銀杏席房龍」。
写真帖『京都大阪今様美人風俗』(明治36年〈1903年〉)では、名前の前に「銀杏席」のような、店の名とみられる言葉が添えられています。大阪の花街には、芸妓が置屋(関西では「屋形〈やかた〉」とも)から、客が遊ぶお茶屋や貸席(かしせき)へ出向く「送り込み」というしくみがありました。北新地(きたしんち)の飲食店の協会がまとめた町の歴史によると、大正7年(1918年)の北新地には、芸妓置屋が11軒、貸席が153軒、芸妓が825人いたそうです。「銀杏席」の「席」がこの貸席と関係があるのかどうかは、分かっていません。
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写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都大阪今様美人風俗』(明治36年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から123年以上前
- 掲載日
- 更新日
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