京都祇園 大田梅龍
この写真について
ひざのあたりから上を写した立ち姿です。濃い地に草花を大きく散らした着物に、放射状の大きな柄の帯。片手は胸の前で白っぽいものを持ち、もう一方の手は下へおろしています。髪には、細い飾りが垂れ下がる簪(かんざし)がいくつも挿してあります。写真の下の名は「京都祇園 大田梅龍」。明治36年(1903年)に出た写真帖『京都大阪今様美人風俗』に収められています。
いまの京都の舞妓(まいこ)は、四季の花をあしらった「花簪」を挿します。長く垂れ下がる簪をつけるのは1年目だけで、その後は次第に花が大きくなるそうです。髪の結い方も、はじめの「割れしのぶ」から、2〜3年たつと「おふく」へ変わります。芸妓になる「襟替え(えりかえ)」は、20歳前後のことが多かったといいます。写真帖には、この人の身の上は書かれていません。明治の髪飾りを、いまの舞妓と見比べてみるのも楽しみの一つです。
出典入りで
写真を保存する
写真の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都大阪今様美人風俗』(明治36年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から123年以上前
- 掲載日
- 更新日
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