大阪北新地 林席小きん
この写真について
明治36年(1903年)刊の写真帖『京都大阪今様美人風俗』には、寒い季節の装いの肖像もあります。頭から首のまわりまでを大きな布ですっぽりと包み、顔だけをのぞかせた姿です。羽織っているのは、胸に白く丸い印の見える黒っぽい上着。写真の下の名は「大阪北新地(きたしんち) 林席小きん」。
このような被り物は「御高祖頭巾(おこそずきん)」と呼ばれます。四角い布に耳へ掛けるひもを付けたもので、縮緬(ちりめん)などで作り、主に冬の寒さよけに用いました。江戸時代の宝暦年間(1751〜64年)ごろから見られ、明治時代に女性の間で大流行します。結った髪をくずさずに済むのも、好まれたわけのひとつでした。名は、日蓮上人(にちれんしょうにん)の像の頭巾に似ていることから、と伝えられます。
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写真には重ねません。
- 資料名
- 『京都大阪今様美人風俗』(明治36年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から123年以上前
- 掲載日
- 更新日
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