北新地 銀杏席徳次
この写真について
濃い色の着物の袖に、白く抜いた花の形の紋がひとつ。片手を胸の前で軽く握り、もう一方の腕を横へ広げて、長い袖を見せるように立っています。襟元には縞の半襟がのぞき、胸の前からは、先に房の付いた細い紐が長く垂れています。写真の下の名は「北新地(きたしんち) 銀杏席徳次」。
家紋を入れた着物を「紋付(もんつき)」といいます。正式なのは、背中の中央、両袖の後ろ、両胸の5か所に入れる「五つ紋」。胸を略した「三つ紋」、背中だけの「一つ紋」もあり、紋が多いほど格が上がります。芸事や花街で着る着物には、本人の家の紋ではなく、流派や芸妓置屋の紋を入れることが多いとされます。明治36年(1903年)の写真帖『京都大阪今様美人風俗』のこの1枚では、濃い地に白い紋がくっきりと映えています。
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- 資料名
- 『京都大阪今様美人風俗』(明治36年7月)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 撮影時期
- 現在から123年以上前
- 掲載日
- 更新日
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