有松しぼり店 鳴海 宮迄一り二十八町
この錦絵について
名古屋市緑区の有松(ありまつ)の、絞り染めを売る店を題にした錦絵です。三代目の歌川広重が明治の東海道の宿場を描いた揃物(そろいもの、シリーズ)「東海名所改正道中記」の一枚です。資料の題は『改正五十三驛』で、明治8年(1875年)に出ました。宿場としては鳴海(なるみ)の図で、「宮迄一り二十八町」は、次の宮宿まで一里二十八町という道のりです。
鳴海宿は日本橋から数えて40番目の宿場です。もとは「鳴海潟」と呼ばれる干潟が広がり、歌にも詠まれた景勝地でした。隣の有松は、鳴海宿と池鯉鮒宿(ちりゅうしゅく)の間に尾張藩が開いた町で、鳴海とともに絞り染めを作って売り、「有松・鳴海絞」として東海道の名物になりました。
鳴海宿には、東の入り口に文化3年(1806年)、西の入り口に寛政4年(1792年)の常夜灯が残り、瑞泉寺(ずいせんじ)や成海神社(なるみじんじゃ)が昔の面影を伝えています。有松の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区で、いまも絞りの店が軒を連ねます。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『改正五十三驛』(明治8年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
国立国会図書館デジタルコレクションで見る
電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 制作時期
- 現在から151年以上前
- 掲載日
- 更新日
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