筆すて山 坂の下 関迄一り半
この錦絵について
木々のあいだから細い滝が落ちる、ごつごつした山。手前の茶店では、旅人たちが縁台に腰かけて山を眺めています。坂下(さかのした)宿の近くの筆捨山(ふですてやま)です。三代目歌川広重(うたがわ ひろしげ)は、坂下の宿をこの山の景色で描きました(『東海名所改正道中記』、明治8年〈1875年〉、国立国会図書館での題は『改正五十三驛』)。
筆捨山は、もとは「岩根山」と呼ばれていました。室町時代の絵師、狩野元信(かのう もとのぶ)がこの山を描こうとしたところ、2日目には雲や霞がかかって山の姿がすっかり変わってしまい、描くのをあきらめて筆を捨てた、という言い伝えが名の由来です。江戸時代から名所として知られ、旅人は向かいの茶屋から山を眺めました。
筆捨山は亀山市関町にある標高286.2メートルの山で、いまは亀山市の名勝です。
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錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『改正五十三驛』(明治8年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 制作時期
- 現在から151年以上前
- 掲載日
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