大磯迄二十七丁 平塚 馬入川の渡し
この錦絵について
平塚宿の東、江戸の側を流れる馬入川(ばにゅうがわ)の渡し舟です。舟には旅人にまじって人力車がまるごと載せられ、船頭が竿(さお)で舟を進めています。奥には白い富士山。三代目歌川広重の揃物(そろいもの)『東海名所改正道中記』(明治8年〈1875年〉)から、平塚宿の1枚です。
馬入川は、相模川の下流の呼び名です。「馬入」の名は、鎌倉時代に源頼朝が橋の供養の帰りに落馬したという言い伝えから来ています。江戸時代にはこのあたりに橋がなく、東海道の旅人は舟で渡りました。近代の橋が初めて架かったのは明治11年(1878年)なので、この絵は人力車ごと舟で渡っていたころの様子です。
国道1号の馬入橋はいま4代目で、長さは563メートル。昭和55年(1980年)から使われています。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『改正五十三驛』(明治8年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
-
国立国会図書館デジタルコレクションで見る
電子展示「錦絵と写真でめぐる日本の名所」で見る - 制作時期
- 現在から151年以上前
- 掲載日
- 更新日
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