八ツ山の下 品川 川さき迄二り半
この錦絵について
石垣の切り通しの上に、白い格子の橋が架かっています。橋の上には見物の人が並び、その下を、煙を吐く機関車が客車を引いて通り過ぎていきます。手前には洋装の男が2人、右には満開の桜。品川宿の北のはずれ、八ツ山(やつやま)の下の景色で、三代目歌川広重(うたがわ ひろしげ)の『東海名所改正道中記』(明治8年〈1875年〉、国立国会図書館での題は『改正五十三驛』)に入っています。
ここには、明治5年(1872年)に鉄道が開業したとき、東海道を線路の上に渡す木の橋が架けられました。これが八ツ山橋で、線路をまたぐ橋(跨線橋〈こせんきょう〉)の、ごく初めのころのものです。絵の格子の橋は、この八ツ山橋とみられます。
橋は大正3年(1914年)にアーチ形の鉄の橋に替わり、いまの橋は昭和60年(1985年)に架け替えられたものです。
出典入りで
錦絵を保存する
錦絵の下に帯を足し、出典と「3rd-Party.jp」を入れて保存します。
錦絵には重ねません。
- 資料名
- 『改正五十三驛』(明治8年)
- 所蔵
- 国立国会図書館
- 使える根拠
- 著作権の保護期間満了(パブリックドメイン)
- 元の資料
- 国立国会図書館デジタルコレクションで見る
- 制作時期
- 現在から151年以上前
- 掲載日
- 更新日
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